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RSL(楽天スーパーロジスティクス)の保管料を実際の請求書で公開|FBAとの比較も解説【2026年最新】

RSL保管料金請求書

RSL(楽天スーパーロジスティクス)の保管料を実際の請求書で公開|FBAとの比較も解説【2026年最新】

RSLの導入を検討するとき、一番気になるのが「実際の保管料はいくらかかるのか?」ではないでしょうか。

この記事では、筆者が実際に受け取った保管料の請求書を公開しつつ、RSLとFBAの保管料の違いを最新情報をもとに比較します。

RSL(楽天スーパーロジスティクス)とは?

RSLは楽天が運営する物流代行サービスで、受注から発送・メール送信までを一括で代行してくれます。AmazonのFBAに相当するサービスです。

RSLの保管料の計算方法

RSL在庫保管料の詳細と計算例
在庫保管料の計算方法と具体例(楽天公式資料より)

RSLの保管料は以下の計算式で算出されます。

保管料 = 7.5円 ×(商品体積cm³ ÷ 1,000)×(保管日数 ÷ 当月の日数)

  • 単価:1,000cm³あたり月額7.5円
  • 最小単位:1cm³から算出(1cm³ = 0.0075円/月/個)
  • 日割り計算で、月の途中で入出庫しても無駄がない
  • 店舗ごとに保管上限があり、超過分は追加料金が発生

計算例

10cm × 10cm × 10cm(1,000cm³)の商品を30日間(30日ある月)保管した場合:
7.5円 ×(1,000 ÷ 1,000)×(30 ÷ 30)= 7.5円/月

FBAの保管料との比較【2026年最新】

FBAの在庫保管手数料(服・ファッション小物・シューズ・バッグ以外)

期間サイズ区分料金(商品体積1cm³あたり/日)
1月〜9月標準サイズ約5.676円/1,000cm³(月換算)
10月〜12月標準サイズ約9.170円/1,000cm³(月換算)

FBAの長期在庫追加手数料(2026年4月15日〜)

  • 保管期間が365日を超えるすべての商品に対して、月額20円/個の最低手数料が適用
  • 在庫回転率が低い商品は大きなコスト増になるため要注意

RSLの長期保管手数料

RSL長期保管手数料
長期保管手数料の詳細(楽天公式資料より)

RSLにも長期保管手数料があります。月末日時点で保管期間が450日以上の在庫に対して、通常の保管料に加えて請求されます。

評価日手数料対象
毎月末日23円(10cm×10cm×10cmあたり)保管期間450日以上の在庫

計算例:4月30日に15PCSの対象在庫がある場合
商品体積cm³ ÷ 1,000 × 23円 × 15PCS

※日割り精算は行われません。在庫保管料とは別に加算されます。

RSL vs FBA 保管料の比較まとめ

比較項目RSLFBA
基本保管料7.5円/1,000cm³(通年一律)時期で変動(繁忙期は割高)
1〜9月の保管料RSLのほうがやや高いFBAのほうが安い
10〜12月の保管料RSLのほうが安いFBAは割高になる
長期保管ペナルティ450日以上で23円/1,000cm³365日超で月額20円/個〜(2026年4月〜)
長期保管の日割りなし(月単位)なし(月単位)
料金の予測しやすさ◎ 通年固定で計算しやすい△ 季節変動+長期ペナルティ

ポイント:在庫の回転が速い商品はFBAのほうが安い期間もありますが、年末商戦期(10〜12月)や長期在庫になりがちな商品はRSLのほうがコスト面で有利です。なお、RSLも450日超で長期保管手数料が発生するため、不良在庫の放置はどちらのサービスでもコスト増につながります。

実際のRSL保管料請求書を公開

筆者の店舗では、約18,000点の小型商品をRSLに保管しています。10坪の倉庫に収まる程度の量です。

商品数が多いため導入前は保管料が心配でしたが、結果として予想よりもかなり安い金額でした。小型商品が中心であれば、RSLの保管料は非常にリーズナブルです。

※具体的な請求書の画像は記事内に掲載しています。

保管料を抑えるためのコツ

  • 商品サイズを最小化する:パッケージを小さくするだけで保管料が直接下がる
  • 在庫回転率を意識する:売れ筋だけを入庫し、動きの遅い商品は自社保管にする
  • 定期的に在庫を見直す:RSLの保管上限を超えると追加料金が発生するため、不良在庫は早めに処分する

まとめ|小型商品ならRSLの保管料は想像以上に安い

  • RSLの保管料は1,000cm³あたり7.5円の通年固定で、計算・予測がしやすい
  • FBAは季節変動があり、10〜12月は割高。さらに2026年4月から長期在庫手数料が強化
  • 小型商品メインなら、RSLの保管料は非常にリーズナブル
  • どちらを選ぶかは、商品サイズ・在庫回転率・販売チャネルで総合的に判断する