まつ毛エクステサロン独立開業の物件選びのポイントを解説します。
立地
まず大切になってくるのは立地ですね。
検索サイトはアットホームが使いやすいです。
経験上、駅近くは必須条件です。
駅から遠いとやはり集客力が落ちますねー。
ただ、競合店が乱立しているような激戦区は避けた方がいいでしょう。
私はかなりの激戦区に出店して後悔しました(笑)
やはり価格競争になってしまうので利益が薄くなってしまいます。
オススメはオフィス街ですね。
マツエクはスッピンでも盛れるので朝も早く濃いメイクが好ましくないOLさんにかなり需要があります。
また、毎日の様にサロン近くのオフィスにいる訳ですからリピート率も格段に上がります。
繁華街の場合は流動的で、新規のお客様は多いのですが毎日繁華街にいる訳ではないので、中々リピートがし辛いのが現状です。
オフィス街のデメリットとしては、お客様のお仕事の兼ね合いでピークタイムが限られてしまう事です。
客層が偏りすぎない様に住宅街や、繁華街からのアクセスもいいオフィス街を、チョイスすると多少改善されるかと思います。
もう一つオススメの立地があります。
それは、高級住宅街です。
マダムはお金に余裕があるので、相場より高額であっても、接客と雰囲気が良ければ高確率でリピートします。
技術や値段で選ぶというより接客はかなり重要になっていきます。
また、マダムは専業主婦の確率が高いためどの時間帯でも予約が埋まりやすい傾向にあります。
アイドルタイムが出来にくいのはかなり有難いですね。
物件選定
ある程度の出店エリアが決定したら次は物件選びです。
家賃が安いに越したことは無いのですが、オープン出来ない!と、なら無いように最低限のまず確認が必要な条件を挙げていきます。
事務所仕様の物件の場合に店舗利用が可能か
事務所仕様の物件の場合、事務所以外の目的で利用してはいけない事が多いので確認しましょう。
契約区画内に給排水設備があるかor設置可能か
美容所登録に必要な要件に給排水設備の設置があります。髪を切らないのでシャンプー台は不要ですが、手洗いば程度の給排水設備が必要です。
後から給排水設備の工事を行うとかなり高額になりがちなので既にある物件を探しましょう。
床が撥水タイプの床材or張替え可能か
こちらも美容所登録に必要な要件です。
事務所仕様でサロン営業が可能な物件であっても内装をいじってはいけない物件もあるので注意が必要です。
その他細かな要件はこちら「自宅で美容室やマツエクサロンを開業できる?」
ゴミ処理費や光熱費の基本料金
家賃がやすくてもその他の料金でぼったくられる事も珍しくありません。
階数
基本ネットで集客する事が多いので、初めは高額な路面店でない方がいいかなと思います。
初期費用や契約内容詳細
さー、ある程度物件に目星がついたら初期費用の確認と交渉です。
内装工事の次に高額になってくるのが、この初期費用です。
チェックすべき点はこちら
保証金
家賃の○ヶ月分や○○万円となっています。
償却規定によりますが退去時にある程度返ってきますが、この金額はなるべく抑えたい所です。私は家賃の5ヶ月以内に抑えます。
保証金の償却率
退去時に、保証金の○○%を返しますよー的な事です。
100%償却の場合、退去時に1円も帰ってきません。
退去前通知の時期
物件を解約しますよーという意思をどれだけ前に物件オーナーに伝えなくてはいけないかという決まり。
3ヶ月前から半年前が相場です。
なるべく最短で交渉しましょう。
開業支援業者に丸投げ
不安な方は開業支援業者を使うのがお勧め。
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次の記事では内装工事業者の選定等の注意点を解説します。